茨城県の都市計画区域

都市計画区域の概況

都市計画区域の数

茨城県における都市計画区域の指定状況を見ると、県内にある全44市町村のうち32市10町2村の計44市町村(県内の全ての市町村)に渡って計29区域が指定されています。全県の都市計画区域数を他の都道府県と比べると、全国で9番目に多い数です。

茨城県で都市計画区域のある市町村の割合

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

出典データは時点のもので、以下同じ。東京都区部は東京23区はひとつの市とみなして計上している。現在の市町村数は、市793、町743、村183(北方領土の6村を含めると189)である。

下表は、県内の各市町村毎に、都市計画区域の指定状況を整理したものです。行政区域の範囲へ都市計画区域の指定がおよんでいない市町村については「都市計画区域なし」と記しています。

茨城県内における都市計画区域の指定状況
市区町村区域名と範囲
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
水戸市みとし
日立市ひたちし
土浦市つちうらし
古河市こがし
石岡市いしおかし
結城市ゆうきし
龍ケ崎市りゅうがさきし
下妻市しもつまし
常総市じょうそうし
常陸太田市ひたちおおたし
高萩市たかはぎし
北茨城市きたいばらきし
笠間市かさまし
取手市とりでし
牛久市うしくし
つくば市つくばし
ひたちなか市ひたちなかし
鹿嶋市かしまし
潮来市いたこし
守谷市もりやし
常陸大宮市ひたちおおみやし
那珂市なかし
筑西市ちくせいし
坂東市ばんどうし
稲敷市いなしきし
かすみがうら市かすみがうらし
桜川市さくらがわし
神栖市かみすし
行方市なめがたし
鉾田市ほこたし
つくばみらい市つくばみらいし
小美玉市おみたまし
茨城町いばらきまち
大洗町おおあらいまち
城里町しろさとまち
東海村とうかいむら
大子町だいごまち
美浦村みほむら
阿見町あみまち
河内町かわちまち
八千代町やちよまち
五霞町ごかまち
境町さかいまち
利根町とねまち

都市計画区域の面積と人口

区域の面積と人口

次表に、茨城県にある都市計画区域の面積と人口の合計をまとめました。令和4年の都市計画区域の総面積は432,467ha(ヘクタール、1haは0.01㎢)で、同区域内の現在人口はおおよそ278万人です。

茨城県における都市計画区域内外の面積と人口
項目都市計画区域都市計画区域外
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
現在人口は、住民基本台帳等「住民基本台帳に基づく人口,人口動態及び世帯数」(総務省・毎年1月1日現在)による。人口密度は現在人口の値に基づき筆者計算による。
面積4,324.671,772.87
現在人口278.56万人10.48万人
人口密度6.44人/ha0.59人/ha
面積比と県別順位

下図は、県土の総面積に対する都市計画区域の面積の割合を示しています。県土面積はおおよそ0.6万㎢(令和3年10月)ですので、そのうち都市計画区域が70.9%を占めている計算になります。

他の都道府県と比べると、全国で3番目に広い都市計画区域面積を有しています。

県土面積に対する都市計画区域面積の割合

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

人口比と県別順位

下図は、県土の総人口に対する都市計画区域内の人口の割合を示しています。県土人口はおおよそ289万人(令和4年)ですので、都市計画区域の現在人口が96.4%を占めている計算になります。

他の都道府県と比べると、茨城県の都市計画区域内の現在人口は全国で11番目に多い数です。

県土人口に対する都市計画区域内の人口の割合

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

人口集中地区の様子

次表に、茨城県にある人口集中地区(DID: Densely Inhabited District)について、その面積と人口を整理しました。表中にあるDID以外とは、県内の総面積(総人口)からDIDの値を控除した値を指します。内訳を見ると、県内DIDの面積は約277.0㎢(ヘクタール換算で27,735ha)で、人口は約116.9万人です。人口密度は42.17人/haとなります。

茨城県にあるDIDの面積と人口
項目DIDDID以外
総務省「国勢調査」(令和2年)を元に作成
面積277.355,820.04
人口116.95万人169.76万人
人口密度42.17人/ha2.92人/ha

下図は、茨城県の総面積に対するDIDの比率(百分率)を示しています。DID面積の県土に占める割合は4.5%で、DID以外の面積が95.5%を占めます。

茨城県におけるDIDの面積比

総務省「国勢調査」(令和2年)を元に作成

同じく人口について示すと、県土の総人口に対する比率は、DIDが40.8%に達し、DID以外の人口は59.2%となります。

茨城県におけるDIDの人口比

総務省「国勢調査」(令和2年)を元に作成

区域内の土地利用

区域区分の状態

面積と人口

次表に、茨城県における区域区分(市街化区域及び市街化調整区域)の決定状況ごとに、それぞれの面積と人口を整理しました。なお、市街化区域と市街化調整区域とを合算した(すなわち県土において区域区分が設定されている)面積は約3,065㎢であり、両区域の現在人口は約238.7万人になります。

このうちの市街化区域に注目すると、面積が52,588ha、現在人口が154.5万人、計画人口が153.6万人、人口密度は29.38人/haです。これらを他の都道府県と比べると、面積は全国で10番目に広く、現在人口は10番目に多い数です。

茨城県における区域区分の状態ごとの面積と人口
項目市街化区域市街化調整区域
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
面積525.882,539.33
現在人口154.49万人84.25万人
人口密度29.38人/ha3.32人/ha
面積比と県別順位

次図へ、県下にある区域区分の面積を県土全体に対する比率として整理しました。県土面積はおよそ6,098㎢ですので、区域区分が50.3%を占めている計算になります。内訳は、市街化区域が8.6%、市街化調整区域が41.6%になります。なお、都市計画区域の全体から市街化区域や市街化調整区域を除した区画は、県土の20.7%です。

茨城県における区域区分ごとの面積比

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

人口比と県別順位

次図は、県内の区域区分の人口のを県土人口に対する比率として整理したものです。県はおよそ289万人ですので、区域区分の人口が82.6%を占める計算になります。内訳は、市街化区域が53.4%、市街化調整区域が29.1%になります。都市計画区域の全体から市街化区域や市街化調整区域を除した区画の人口は、県土の13.8%です。

茨城県における区域区分ごとの人口比

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

用途地域の状態

用途地域の決定状況

下表に、茨城県の都市計画区域内における用途地域の決定状況を示します。県内にある用途地域の総面積は、県土全体の9.6%にあたる58,431.1haを占めています。

茨城県の都市計画区域内における用途地域の決定状況
項目面積
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
「住居系」は第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、第1種中高層住居専用地域、第2種中高層住居専用地域、第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、田園住居地域、「商業系」は近隣商業地域、商業地域、「工業系」は準工業地域、工業地域、工業専用地域の用途地域をそれぞれ小計している。
住居系38,734.6ha
第1種低層住居専用地域13,226.8ha
第2種低層住居専用地域1,699.7ha
第1種中高層住居専用地域6,713.2ha
第2種中高層住居専用地域2,207.8ha
第1種住居地域8,154.0ha
第2種住居地域4,923.1ha
準住居地域1,810.0ha
田園住居地域0.0ha
商業系2,927.2ha
近隣商業地域1,628.6ha
商業地域1,298.6ha
工業系16,769.3ha
準工業地域4,085.0ha
工業地域2,417.6ha
工業専用地域10,266.7ha
合計58,431.1ha

用途ごとの面積比

下図にて、県土における土地の利用状況を整理するために、用途地域全体においてそれぞれの用途地域が占めている面積比を示しました。13種類の用途地域とともに、それらを「住居系」「商業系」「工業系」といった土地の使途に注目してグループ化し小計しています。内訳は、住居系が66.3%、商業系が5.0%、工業系が28.7%となっています。

茨城県における都市計画区域内の用途地域の面積比

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

住居系や商業系、工業系の別は既出の通り。「住居地域」は第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、田園住居地域、「中高層住居専用地域」は第1種中高層住居専用地域、第2種中高層住居専用地域、「低層住居専用地域」は第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、商業A区域は商業地域、商業B区域は近隣商業地域、「工業A区域」は工業地域、工業専用地域、「工業B区域」は準工業地域の用途地域をそれぞれ小計している。