京都府の都市計画区域

都市計画区域の概況

都市計画区域の数

京都府における都市計画区域の指定状況を見ると、府内にある全26市町村のうち15市7町の計22市町村(府内の約85%)に渡って計13区域が指定されています。全府の都市計画区域数を他の都道府県と比べると、全国で37番目に多い数です。

京都府で都市計画区域のある市町村の割合

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

出典データは時点のもので、以下同じ。東京都区部は東京23区はひとつの市とみなして計上している。現在の市町村数は、市793、町743、村183(北方領土の6村を含めると189)である。

下表は、府内の各市町村毎に、都市計画区域の指定状況を整理したものです。行政区域の範囲へ都市計画区域の指定がおよんでいない市町村については「都市計画区域なし」と記しています。

京都府内における都市計画区域の指定状況
市区町村区域名と範囲
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
京都市きょうとし
福知山市ふくちやまし
舞鶴市まいづるし
綾部市あやべし
宇治市うじし
宮津市みやづし
亀岡市かめおかし
城陽市じょうようし
向日市むこうし
長岡京市ながおかきょうし
八幡市やわたし
京田辺市きょうたなべし
京丹後市きょうたんごし
南丹市なんたんし
木津川市きづがわし
大山崎町おおやまざきちょう
久御山町くみやまちょう
井手町いでちょう
宇治田原町うじたわらちょう
笠置町かさぎちょう
  • 都市計画区域なし
和束町わづかちょう
  • 都市計画区域なし
精華町せいかちょう
南山城村みなみやましろむら
  • 都市計画区域なし
京丹波町きょうたんばちょう
伊根町いねちょう
  • 都市計画区域なし
与謝野町よさのちょう

都市計画区域の面積と人口

区域の面積と人口

次表に、京都府にある都市計画区域の面積と人口の合計をまとめました。令和4年の都市計画区域の総面積は196,018ha(ヘクタール、1haは0.01㎢)で、同区域内の現在人口はおおよそ246万人です。

京都府における都市計画区域内外の面積と人口
項目都市計画区域都市計画区域外
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
現在人口は、住民基本台帳等「住民基本台帳に基づく人口,人口動態及び世帯数」(総務省・毎年1月1日現在)による。人口密度は現在人口の値に基づき筆者計算による。
面積1,960.182,652.02
現在人口246.68万人4.47万人
人口密度12.58人/ha0.17人/ha
面積比と県別順位

下図は、府土の総面積に対する都市計画区域の面積の割合を示しています。府土面積はおおよそ0.5万㎢(令和3年10月)ですので、そのうち都市計画区域が42.5%を占めている計算になります。

他の都道府県と比べると、全国で25番目に広い都市計画区域面積を有しています。

府土面積に対する都市計画区域面積の割合

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

人口比と県別順位

下図は、府土の総人口に対する都市計画区域内の人口の割合を示しています。府土人口はおおよそ251万人(令和4年)ですので、都市計画区域の現在人口が98.2%を占めている計算になります。

他の都道府県と比べると、京都府の都市計画区域内の現在人口は全国で13番目に多い数です。

府土人口に対する都市計画区域内の人口の割合

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

人口集中地区の様子

次表に、京都府にある人口集中地区(DID: Densely Inhabited District)について、その面積と人口を整理しました。表中にあるDID以外とは、府内の総面積(総人口)からDIDの値を控除した値を指します。内訳を見ると、府内DIDの面積は約267.0㎢(ヘクタール換算で26,758ha)で、人口は約217.6万人です。人口密度は81.33人/haとなります。

京都府にあるDIDの面積と人口
項目DIDDID以外
総務省「国勢調査」(令和2年)を元に作成
面積267.584,344.62
人口217.62万人40.19万人
人口密度81.33人/ha0.93人/ha

下図は、京都府の総面積に対するDIDの比率(百分率)を示しています。DID面積の府土に占める割合は5.8%で、DID以外の面積が94.2%を占めます。

京都府におけるDIDの面積比

総務省「国勢調査」(令和2年)を元に作成

同じく人口について示すと、府土の総人口に対する比率は、DIDが84.4%に達し、DID以外の人口は15.6%となります。

京都府におけるDIDの人口比

総務省「国勢調査」(令和2年)を元に作成

区域内の土地利用

区域区分の状態

面積と人口

次表に、京都府における区域区分(市街化区域及び市街化調整区域)の決定状況ごとに、それぞれの面積と人口を整理しました。なお、市街化区域と市街化調整区域とを合算した(すなわち府土において区域区分が設定されている)面積は約1,395㎢であり、両区域の現在人口は約236.9万人になります。

このうちの市街化区域に注目すると、面積が30,807ha、現在人口が228.4万人、計画人口が224.6万人、人口密度は74.13人/haです。これらを他の都道府県と比べると、面積は全国で14番目に広く、現在人口は14番目に多い数です。

京都府における区域区分の状態ごとの面積と人口
項目市街化区域市街化調整区域
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
面積308.071,086.52
現在人口228.38万人8.53万人
人口密度74.13人/ha0.79人/ha
面積比と県別順位

次図へ、府下にある区域区分の面積を府土全体に対する比率として整理しました。府土面積はおよそ4,612㎢ですので、区域区分が30.2%を占めている計算になります。内訳は、市街化区域が6.7%、市街化調整区域が23.6%になります。なお、都市計画区域の全体から市街化区域や市街化調整区域を除した区画は、府土の12.3%です。

京都府における区域区分ごとの面積比

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

人口比と県別順位

次図は、府内の区域区分の人口のを府土人口に対する比率として整理したものです。府はおよそ251万人ですので、区域区分の人口が94.3%を占める計算になります。内訳は、市街化区域が90.9%、市街化調整区域が3.4%になります。都市計画区域の全体から市街化区域や市街化調整区域を除した区画の人口は、府土の3.9%です。

京都府における区域区分ごとの人口比

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

用途地域の状態

用途地域の決定状況

下表に、京都府の都市計画区域内における用途地域の決定状況を示します。府内にある用途地域の総面積は、府土全体の7.0%にあたる32,416.4haを占めています。

京都府の都市計画区域内における用途地域の決定状況
項目面積
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
「住居系」は第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、第1種中高層住居専用地域、第2種中高層住居専用地域、第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、田園住居地域、「商業系」は近隣商業地域、商業地域、「工業系」は準工業地域、工業地域、工業専用地域の用途地域をそれぞれ小計している。
住居系21,929.9ha
第1種低層住居専用地域7,348.8ha
第2種低層住居専用地域109.9ha
第1種中高層住居専用地域4,096.6ha
第2種中高層住居専用地域1,086.5ha
第1種住居地域7,042.2ha
第2種住居地域1,849.1ha
準住居地域396.8ha
田園住居地域0.0ha
商業系2,867.0ha
近隣商業地域1,540.5ha
商業地域1,326.5ha
工業系7,619.5ha
準工業地域4,120.9ha
工業地域2,457.7ha
工業専用地域1,040.9ha
合計32,416.4ha

用途ごとの面積比

下図にて、府土における土地の利用状況を整理するために、用途地域全体においてそれぞれの用途地域が占めている面積比を示しました。13種類の用途地域とともに、それらを「住居系」「商業系」「工業系」といった土地の使途に注目してグループ化し小計しています。内訳は、住居系が67.7%、商業系が8.8%、工業系が23.5%となっています。

京都府における都市計画区域内の用途地域の面積比

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

住居系や商業系、工業系の別は既出の通り。「住居地域」は第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、田園住居地域、「中高層住居専用地域」は第1種中高層住居専用地域、第2種中高層住居専用地域、「低層住居専用地域」は第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、商業A区域は商業地域、商業B区域は近隣商業地域、「工業A区域」は工業地域、工業専用地域、「工業B区域」は準工業地域の用途地域をそれぞれ小計している。