奈良県の都市計画区域

都市計画区域の概況

都市計画区域の数

奈良県における都市計画区域の指定状況を見ると、県内にある全39市町村のうち12市15町1村の計28市町村(県内の約72%)に渡って計2区域が指定されています。全県の都市計画区域数を他の都道府県と比べると、全国で47番目に多い数です。

奈良県で都市計画区域のある市町村の割合

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

出典データは時点のもので、以下同じ。東京都区部は東京23区はひとつの市とみなして計上している。現在の市町村数は、市793、町743、村183(北方領土の6村を含めると189)である。

下表は、県内の各市町村毎に、都市計画区域の指定状況を整理したものです。行政区域の範囲へ都市計画区域の指定がおよんでいない市町村については「都市計画区域なし」と記しています。

奈良県内における都市計画区域の指定状況
市区町村区域名と範囲
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
奈良市ならし
大和高田市やまとたかだし
大和郡山市やまとこおりやまし
天理市てんりし
橿原市かしはらし
桜井市さくらいし
五條市ごじょうし
御所市ごせし
生駒市いこまし
香芝市かしばし
葛城市かつらぎし
宇陀市うだし
山添村やまぞえむら
  • 都市計画区域なし
平群町へぐりちょう
三郷町さんごうちょう
斑鳩町いかるがちょう
安堵町あんどちょう
川西町かわにしちょう
三宅町みやけちょう
田原本町たわらもとちょう
曽爾村そにむら
  • 都市計画区域なし
御杖村みつえむら
  • 都市計画区域なし
高取町たかとりちょう
明日香村あすかむら
上牧町かんまきちょう
王寺町おうじちょう
広陵町こうりようちょう
河合町かわいちょう
吉野町よしのちょう
大淀町おおよどちょう
下市町しもいちちょう
黒滝村くろたきむら
  • 都市計画区域なし
天川村てんかわむら
  • 都市計画区域なし
野迫川村のせがわむら
  • 都市計画区域なし
十津川村とつかわむら
  • 都市計画区域なし
下北山村しもきたやまむら
  • 都市計画区域なし
上北山村かみきたやまむら
  • 都市計画区域なし
川上村かわかみむら
  • 都市計画区域なし
東吉野村ひがしよしのむら
  • 都市計画区域なし

都市計画区域の面積と人口

区域の面積と人口

次表に、奈良県にある都市計画区域の面積と人口の合計をまとめました。令和4年の都市計画区域の総面積は115,859ha(ヘクタール、1haは0.01㎢)で、同区域内の現在人口はおおよそ129万人です。

奈良県における都市計画区域内外の面積と人口
項目都市計画区域都市計画区域外
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
現在人口は、住民基本台帳等「住民基本台帳に基づく人口,人口動態及び世帯数」(総務省・毎年1月1日現在)による。人口密度は現在人口の値に基づき筆者計算による。
面積1,158.592,532.35
現在人口129.60万人3.94万人
人口密度11.19人/ha0.16人/ha
面積比と県別順位

下図は、県土の総面積に対する都市計画区域の面積の割合を示しています。県土面積はおおよそ0.4万㎢(令和3年10月)ですので、そのうち都市計画区域が31.4%を占めている計算になります。

他の都道府県と比べると、全国で34番目に広い都市計画区域面積を有しています。

県土面積に対する都市計画区域面積の割合

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

人口比と県別順位

下図は、県土の総人口に対する都市計画区域内の人口の割合を示しています。県土人口はおおよそ134万人(令和4年)ですので、都市計画区域の現在人口が97.1%を占めている計算になります。

他の都道府県と比べると、奈良県の都市計画区域内の現在人口は全国で27番目に多い数です。

県土人口に対する都市計画区域内の人口の割合

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

人口集中地区の様子

次表に、奈良県にある人口集中地区(DID: Densely Inhabited District)について、その面積と人口を整理しました。表中にあるDID以外とは、県内の総面積(総人口)からDIDの値を控除した値を指します。内訳を見ると、県内DIDの面積は約147.0㎢(ヘクタール換算で14,710ha)で、人口は約88.8万人です。人口密度は60.36人/haとなります。

奈良県にあるDIDの面積と人口
項目DIDDID以外
総務省「国勢調査」(令和2年)を元に作成
面積147.103,543.84
人口88.79万人43.66万人
人口密度60.36人/ha1.23人/ha

下図は、奈良県の総面積に対するDIDの比率(百分率)を示しています。DID面積の県土に占める割合は4.0%で、DID以外の面積が96.0%を占めます。

奈良県におけるDIDの面積比

総務省「国勢調査」(令和2年)を元に作成

同じく人口について示すと、県土の総人口に対する比率は、DIDが67.0%に達し、DID以外の人口は33.0%となります。

奈良県におけるDIDの人口比

総務省「国勢調査」(令和2年)を元に作成

区域内の土地利用

区域区分の状態

面積と人口

次表に、奈良県における区域区分(市街化区域及び市街化調整区域)の決定状況ごとに、それぞれの面積と人口を整理しました。なお、市街化区域と市街化調整区域とを合算した(すなわち県土において区域区分が設定されている)面積は約1,159㎢であり、両区域の現在人口は約129.8万人になります。

このうちの市街化区域に注目すると、面積が21,284ha、現在人口が108.3万人、計画人口が103.9万人、人口密度は50.87人/haです。これらを他の都道府県と比べると、面積は全国で23番目に広く、現在人口は23番目に多い数です。

奈良県における区域区分の状態ごとの面積と人口
項目市街化区域市街化調整区域
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
面積212.84945.75
現在人口108.27万人21.57万人
人口密度50.87人/ha2.28人/ha
面積比と県別順位

次図へ、県下にある区域区分の面積を県土全体に対する比率として整理しました。県土面積はおよそ3,691㎢ですので、区域区分が31.4%を占めている計算になります。内訳は、市街化区域が5.8%、市街化調整区域が25.6%になります。なお、都市計画区域の全体から市街化区域や市街化調整区域を除した区画は、県土の0.0%です。

奈良県における区域区分ごとの面積比

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

人口比と県別順位

次図は、県内の区域区分の人口のを県土人口に対する比率として整理したものです。県はおよそ134万人ですので、区域区分の人口が97.2%を占める計算になります。内訳は、市街化区域が81.1%、市街化調整区域が16.2%になります。都市計画区域の全体から市街化区域や市街化調整区域を除した区画の人口は、県土の0.0%です。

奈良県における区域区分ごとの人口比

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

用途地域の状態

用途地域の決定状況

下表に、奈良県の都市計画区域内における用途地域の決定状況を示します。県内にある用途地域の総面積は、県土全体の5.8%にあたる21,283.8haを占めています。

奈良県の都市計画区域内における用途地域の決定状況
項目面積
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
「住居系」は第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、第1種中高層住居専用地域、第2種中高層住居専用地域、第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、田園住居地域、「商業系」は近隣商業地域、商業地域、「工業系」は準工業地域、工業地域、工業専用地域の用途地域をそれぞれ小計している。
住居系17,024.4ha
第1種低層住居専用地域5,732.7ha
第2種低層住居専用地域24.7ha
第1種中高層住居専用地域2,867.7ha
第2種中高層住居専用地域209.9ha
第1種住居地域7,762.3ha
第2種住居地域252.2ha
準住居地域174.9ha
田園住居地域0.0ha
商業系1,708.1ha
近隣商業地域819.7ha
商業地域888.4ha
工業系2,551.3ha
準工業地域1,807.6ha
工業地域560.5ha
工業専用地域183.2ha
合計21,283.8ha

用途ごとの面積比

下図にて、県土における土地の利用状況を整理するために、用途地域全体においてそれぞれの用途地域が占めている面積比を示しました。13種類の用途地域とともに、それらを「住居系」「商業系」「工業系」といった土地の使途に注目してグループ化し小計しています。内訳は、住居系が80.0%、商業系が8.0%、工業系が12.0%となっています。

奈良県における都市計画区域内の用途地域の面積比

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

住居系や商業系、工業系の別は既出の通り。「住居地域」は第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、田園住居地域、「中高層住居専用地域」は第1種中高層住居専用地域、第2種中高層住居専用地域、「低層住居専用地域」は第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、商業A区域は商業地域、商業B区域は近隣商業地域、「工業A区域」は工業地域、工業専用地域、「工業B区域」は準工業地域の用途地域をそれぞれ小計している。