会津都市計画区域（福島県）

都市計画区域の概況

会津都市計画区域（あいづ─、以下、本計画区域と略す）は福島県にある都市計画区域です。令和4年3月現在で県内に21箇所が指定されているうちのひとつです。

本計画区域の指定がおよんでいる範囲は、県内の市町村のうち1市1町の計2市町にまたがっています。区域を構成している各市町の名称とそれぞれの行政区画における範囲は、次の通りです。

• 会津若松市･･･市域の一部を占める
• 会津美里町･･･町域の一部を占める

なお、上記の市町のうち会津美里町内には会津高田都市計画区域が指定されています。

面積と人口

下表に、本計画区域の面積と人口とを、区域を構成している市町村ごとに整理しました。令和4年における総面積は19,076ha、現在人口は118.0千人です。人口密度は6.19人/haとなります。

次図は、本計画区域の地積が区域にかかる全2市町の総面積に対して占めている割合を表わしています。関係市町の総面積は659.30㎢（令和3年10月）ですので、そのうちの28.9%に相当しています。

区域区分の状態

本計画区域は区域区分が設定済みの都市計画区域です。下表に、計画区域内に定められている市街化区域および市街化調整区域について、その面積と人口とを区域を構成している市町村ごとに整理しました。

区域区分のうち市街化区域に注目すると、面積は2,678ha、現在人口は99.5千人です。人口密度は37.15人/haになります。

次図は、本計画区域における市街化区域人口が計画区域にかかる全2市町の総人口に占める割合です。住民基本台帳に基づく関係市町の人口計は13.5万人（令和4年1月）ですので、そのうちの73.8%に相当しています。

用途地域の決定状況

下表に、本計画区域内における用途地域の決定状況を用途地域の種類ごとに示しました。用途地域の総面積は2,676.7haです。これは、区域にかかる全市町の総面積の4.1%にあたります。

下図にて、国土における土地の利用状況を整理するために、用途地域全体においてそれぞれの用途地域が占めている面積比を示しました。13種類の用途地域とともに、それらを「住居系」「商業系」「工業系」といった土地の使途に注目してグループ化し小計しています。内訳は、住居系が68.5%、商業系が12.4%、工業系が19.1%となっています。

都市計画区域のデータ

以下に、本計画区域に関するデータを列挙します。データのうち改めて出典の記載のないものは都市計画現況調査（令和4年）によっています。

都市計画区域の全般に関する事項

区域名

会津あいづ都市計画区域

都道府県

福島県

区域の範囲

会津若松市の一部、会津美里町の一部

市町村の計

1市1町（計2市町）

面積

19,076ha

現在人口

118.0千人（令和4年住基台帳）

国調人口

121.6千人（令和2年）

区域区分に関する事項

市街化区域

面積

2,678ha

現在人口

99.5千人（令和4年住基台帳）

国調人口

102.9千人（令和2年）

計画人口

119.4千人

市街化調整区域

面積

16,399ha

現在人口

18.5千人（令和4年住基台帳）

国調人口

102.9千人（令和2年）

用途地域に関する事項

用途地域計

2,676.7ha

第1種低層住居専用地域

202.4ha

第2種低層住居専用地域

5.9ha

第1種中高層住居専用地域

277.5ha

第2種中高層住居専用地域

153.4ha

第1種住居地域

856.9ha

第2種住居地域

314.1ha

準住居地域

23.0ha

田園住居地域

0.0ha

近隣商業地域

90.0ha

商業地域

243.0ha

準工業地域

140.0ha

工業地域

295.4ha

工業専用地域

75.1ha