足利佐野都市計画区域（栃木県）

都市計画区域の概況

足利佐野都市計画区域（あしかがさの─、以下、本計画区域と略す）は栃木県にある都市計画区域です。令和4年3月現在で県内に17箇所が指定されているうちのひとつです。

本計画区域の指定がおよんでいる範囲は、県内の市町村のうち2市にまたがっています。区域を構成している各市の名称とそれぞれの行政区画における範囲は、次の通りです。

• 足利市･･･市域の全域を含む
• 佐野市･･･市域の一部を占める

面積と人口

下表に、本計画区域の面積と人口とを、区域を構成している市町村ごとに整理しました。令和4年における総面積は31,030ha、現在人口は249.7千人です。人口密度は8.05人/haとなります。

次図は、本計画区域の地積が区域にかかる全2市の総面積に対して占めている割合を表わしています。関係市の総面積は533.80㎢（令和3年10月）ですので、そのうちの58.1%に相当しています。

区域区分の状態

本計画区域は区域区分が設定済みの都市計画区域です。下表に、計画区域内に定められている市街化区域および市街化調整区域について、その面積と人口とを区域を構成している市町村ごとに整理しました。

区域区分のうち市街化区域に注目すると、面積は6,243ha、現在人口は194.7千人です。人口密度は31.19人/haになります。

次図は、本計画区域における市街化区域人口が計画区域にかかる全2市の総人口に占める割合です。住民基本台帳に基づく関係市の人口計は26.0万人（令和4年1月）ですので、そのうちの74.8%に相当しています。

用途地域の決定状況

下表に、本計画区域内における用途地域の決定状況を用途地域の種類ごとに示しました。用途地域の総面積は6,242.9haです。これは、区域にかかる全市の総面積の11.7%にあたります。

下図にて、国土における土地の利用状況を整理するために、用途地域全体においてそれぞれの用途地域が占めている面積比を示しました。13種類の用途地域とともに、それらを「住居系」「商業系」「工業系」といった土地の使途に注目してグループ化し小計しています。内訳は、住居系が59.2%、商業系が6.2%、工業系が34.6%となっています。

都市計画区域のデータ

以下に、本計画区域に関するデータを列挙します。データのうち改めて出典の記載のないものは都市計画現況調査（令和4年）によっています。

都市計画区域の全般に関する事項

区域名

足利佐野あしかがさの都市計画区域

都道府県

栃木県

区域の範囲

足利市の全域、佐野市の一部

市町村の計

2市

面積

31,030ha

現在人口

249.7千人（令和4年住基台帳）

国調人口

251.6千人（令和2年）

区域区分に関する事項

市街化区域

面積

6,243ha

現在人口

194.7千人（令和4年住基台帳）

国調人口

204.4千人（令和2年）

計画人口

187.6千人

市街化調整区域

面積

24,787ha

現在人口

55.0千人（令和4年住基台帳）

国調人口

204.4千人（令和2年）

用途地域に関する事項

用途地域計

6,242.9ha

第1種低層住居専用地域

452.0ha

第2種低層住居専用地域

0.0ha

第1種中高層住居専用地域

594.3ha

第2種中高層住居専用地域

87.1ha

第1種住居地域

2,148.9ha

第2種住居地域

406.3ha

準住居地域

5.5ha

田園住居地域

0.0ha

近隣商業地域

251.5ha

商業地域

138.0ha

準工業地域

1,148.5ha

工業地域

702.0ha

工業専用地域

308.8ha