茅ヶ崎都市計画区域（神奈川県）

都市計画区域の概況

茅ヶ崎都市計画区域（ちがさき─、以下、本計画区域と略す）は神奈川県にある都市計画区域です。令和4年3月現在で県内に30箇所が指定されているうちのひとつです。

本計画区域の指定がおよんでいる範囲は、県内の市町村のうち1市1町の計2市町にまたがっています。区域を構成している各市町の名称とそれぞれの行政区画における範囲は、次の通りです。

• 茅ヶ崎市･･･市域の全域を含む
• 寒川町･･･町域の全域を含む

面積と人口

下表に、本計画区域の面積と人口とを、区域を構成している市町村ごとに整理しました。令和4年における総面積は4,918ha、現在人口は292.2千人です。人口密度は59.41人/haとなります。

次図は、本計画区域の地積が区域にかかる全2市町の総面積に対して占めている割合を表わしています。関係市町の総面積は49.04㎢（令和3年10月）ですので、そのうちの100.3%に相当しています。

区域区分の状態

本計画区域は区域区分が設定済みの都市計画区域です。下表に、計画区域内に定められている市街化区域および市街化調整区域について、その面積と人口とを区域を構成している市町村ごとに整理しました。

区域区分のうち市街化区域に注目すると、面積は2,944ha、現在人口は276.2千人です。人口密度は93.82人/haになります。

次図は、本計画区域における市街化区域人口が計画区域にかかる全2市町の総人口に占める割合です。住民基本台帳に基づく関係市町の人口計は29.5万人（令和4年1月）ですので、そのうちの93.7%に相当しています。

用途地域の決定状況

下表に、本計画区域内における用途地域の決定状況を用途地域の種類ごとに示しました。用途地域の総面積は2,944.0haです。これは、区域にかかる全市町の総面積の60.0%にあたります。

下図にて、国土における土地の利用状況を整理するために、用途地域全体においてそれぞれの用途地域が占めている面積比を示しました。13種類の用途地域とともに、それらを「住居系」「商業系」「工業系」といった土地の使途に注目してグループ化し小計しています。内訳は、住居系が76.4%、商業系が3.8%、工業系が19.8%となっています。

都市計画区域のデータ

以下に、本計画区域に関するデータを列挙します。データのうち改めて出典の記載のないものは都市計画現況調査（令和4年）によっています。

都市計画区域の全般に関する事項

区域名

茅ヶ崎ちがさき都市計画区域

都道府県

神奈川県

区域の範囲

茅ヶ崎市の全域、寒川町の全域

市町村の計

1市1町（計2市町）

面積

4,918ha

現在人口

292.2千人（令和4年住基台帳）

国調人口

287.6千人（令和2年）

区域区分に関する事項

市街化区域

面積

2,944ha

現在人口

276.2千人（令和4年住基台帳）

国調人口

274.8千人（令和2年）

市街化調整区域

面積

1,974ha

現在人口

16.0千人（令和4年住基台帳）

国調人口

274.8千人（令和2年）

用途地域に関する事項

用途地域計

2,944.0ha

第1種低層住居専用地域

621.0ha

第2種低層住居専用地域

5.3ha

第1種中高層住居専用地域

912.0ha

第2種中高層住居専用地域

43.0ha

第1種住居地域

611.0ha

第2種住居地域

47.0ha

準住居地域

9.7ha

田園住居地域

0.0ha

近隣商業地域

81.7ha

商業地域

29.3ha

準工業地域

234.0ha

工業地域

147.0ha

工業専用地域

203.0ha