可児都市計画区域(岐阜県)

都市計画区域の概況

可児都市計画区域(かに─、以下、本計画区域と略す)は岐阜県にある都市計画区域です。令和4年3月現在で県内に27箇所が指定されているうちのひとつです。

本計画区域の指定がおよんでいる範囲は、県内の市町村のうち可児市の1市のみです。市の行政区画の全部が本計画区域に含まれています。

なお、本計画区域とともに、可児市内には御嵩都市計画区域が指定されています。

面積と人口

本計画区域の指定範囲は可児市の行政区画の範囲とちょうど一致していることから、面積や人口の数値は同市の値そのままとなります。面積は8,499ha(令和3年10月)で、現在人口は99.1千人です。人口密度は11.66人/haとなります。

用途地域の決定状況

下表に、本計画区域内における用途地域の決定状況を用途地域の種類ごとに示しました。用途地域の総面積は2,144.0haです。これは、可児市の総面積の24.5%にあたります。

全国の都市計画区域内における用途地域の決定状況
項目面積
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
「住居系」は第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、第1種中高層住居専用地域、第2種中高層住居専用地域、第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、田園住居地域、「商業系」は近隣商業地域、商業地域、「工業系」は準工業地域、工業地域、工業専用地域の用途地域をそれぞれ小計している。
住居系1,549.0ha
第1種低層住居専用地域725.0ha
第2種低層住居専用地域-ha
第1種中高層住居専用地域116.0ha
第2種中高層住居専用地域17.0ha
第1種住居地域664.0ha
第2種住居地域27.0ha
準住居地域-ha
田園住居地域-ha
商業系168.0ha
近隣商業地域128.0ha
商業地域40.0ha
工業系427.0ha
準工業地域84.0ha
工業地域79.0ha
工業専用地域264.0ha
合計2,144.0ha

下図にて、国土における土地の利用状況を整理するために、用途地域全体においてそれぞれの用途地域が占めている面積比を示しました。13種類の用途地域とともに、それらを「住居系」「商業系」「工業系」といった土地の使途に注目してグループ化し小計しています。内訳は、住居系が72.2%、商業系が7.8%、工業系が19.9%となっています。

全国における用途地域の面積比

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

住居系や商業系、工業系の別は既出の通り。「住居地域」は第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、田園住居地域、「中高層住居専用地域」は第1種中高層住居専用地域、第2種中高層住居専用地域、「低層住居専用地域」は第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、商業A区域は商業地域、商業B区域は近隣商業地域、「工業A区域」は工業地域、工業専用地域、「工業B区域」は準工業地域の用途地域をそれぞれ小計している。

都市計画区域のデータ

以下に、本計画区域に関するデータを列挙します。データのうち改めて出典の記載のないものは都市計画現況調査(令和4年)によっています。

都市計画区域の全般に関する事項

区域名
可児かに都市計画区域
都道府県
岐阜県
区域の範囲
可児市の全部
市町村の計
1市
面積
8,499ha
現在人口
99.1千人(令和4年住基台帳)
国調人口
98.7千人(令和2年)

用途地域に関する事項

用途地域計
2,144.0ha
第1種低層住居専用地域
725.0ha
第2種低層住居専用地域
0.0ha
第1種中高層住居専用地域
116.0ha
第2種中高層住居専用地域
17.0ha
第1種住居地域
664.0ha
第2種住居地域
27.0ha
準住居地域
0.0ha
田園住居地域
0.0ha
近隣商業地域
128.0ha
商業地域
40.0ha
準工業地域
84.0ha
工業地域
79.0ha
工業専用地域
264.0ha