東部大阪都市計画区域（大阪府）

都市計画区域の概況

東部大阪都市計画区域（とうぶおおさか─、以下、本計画区域と略す）は大阪府にある都市計画区域です。令和4年3月現在で県内に4箇所が指定されているうちのひとつです。

本計画区域の指定がおよんでいる範囲は、県内の市町村のうち10市にまたがっています。区域を構成している各市の名称とそれぞれの行政区画における範囲は、次の通りです。

• 守口市･･･市域の全域を含む
• 枚方市･･･市域の全域を含む
• 八尾市･･･市域の全域を含む
• 寝屋川市･･･市域の全域を含む
• 大東市･･･市域の全域を含む
• 柏原市･･･市域の全域を含む
• 門真市･･･市域の全域を含む
• 東大阪市･･･市域の全域を含む
• 四條畷市･･･市域の全域を含む
• 交野市･･･市域の全域を含む

面積と人口

下表に、本計画区域の面積と人口とを、区域を構成している市町村ごとに整理しました。令和4年における総面積は30,617ha、現在人口は1,954.4千人です。人口密度は63.83人/haとなります。

次図は、本計画区域の地積が区域にかかる全10市の総面積に対して占めている割合を表わしています。関係市の総面積は306.17㎢（令和3年10月）ですので、そのうちの100.0%に相当しています。

区域区分の状態

本計画区域は区域区分が設定済みの都市計画区域です。下表に、計画区域内に定められている市街化区域および市街化調整区域について、その面積と人口とを区域を構成している市町村ごとに整理しました。

区域区分のうち市街化区域に注目すると、面積は20,172ha、現在人口は1,935.8千人です。人口密度は95.96人/haになります。

次図は、本計画区域における市街化区域人口が計画区域にかかる全10市の総人口に占める割合です。住民基本台帳に基づく関係市の人口計は195.3万人（令和4年1月）ですので、そのうちの99.1%に相当しています。

用途地域の決定状況

下表に、本計画区域内における用途地域の決定状況を用途地域の種類ごとに示しました。用途地域の総面積は20,153.9haです。これは、区域にかかる全市の総面積の65.8%にあたります。

下図にて、国土における土地の利用状況を整理するために、用途地域全体においてそれぞれの用途地域が占めている面積比を示しました。13種類の用途地域とともに、それらを「住居系」「商業系」「工業系」といった土地の使途に注目してグループ化し小計しています。内訳は、住居系が68.4%、商業系が6.6%、工業系が25.1%となっています。

都市計画区域のデータ

以下に、本計画区域に関するデータを列挙します。データのうち改めて出典の記載のないものは都市計画現況調査（令和4年）によっています。

都市計画区域の全般に関する事項

区域名

東部大阪とうぶおおさか都市計画区域

都道府県

大阪府

区域の範囲

守口市の全域、枚方市の全域、八尾市の全域、寝屋川市の全域、大東市の全域、柏原市の全域、門真市の全域、東大阪市の全域、四條畷市の全域、交野市の全域

市町村の計

10市

面積

30,617ha

現在人口

1,954.4千人（令和4年住基台帳）

国調人口

1,972.7千人（令和2年）

区域区分に関する事項

市街化区域

面積

20,172ha

現在人口

1,935.8千人（令和4年住基台帳）

国調人口

1,936.5千人（令和2年）

計画人口

1,851.0千人

市街化調整区域

面積

10,445ha

現在人口

18.4千人（令和4年住基台帳）

国調人口

1,936.5千人（令和2年）

用途地域に関する事項

用途地域計

20,153.9ha

第1種低層住居専用地域

1,722.2ha

第2種低層住居専用地域

91.2ha

第1種中高層住居専用地域

4,223.1ha

第2種中高層住居専用地域

2,563.8ha

第1種住居地域

3,907.8ha

第2種住居地域

1,057.6ha

準住居地域

214.0ha

田園住居地域

0.0ha

近隣商業地域

881.6ha

商業地域

441.1ha

準工業地域

3,801.0ha

工業地域

932.6ha

工業専用地域

317.9ha