津山広域都市計画区域(岡山県)

都市計画区域の概況

津山広域都市計画区域(つやまこういき─、以下、本計画区域と略す)は岡山県にある都市計画区域です。令和4年3月現在で県内に14箇所が指定されているうちのひとつです。

本計画区域の指定がおよんでいる範囲は、県内の市町村のうち1市2町の計3市町にまたがっています。区域を構成している各市町の名称とそれぞれの行政区画における範囲は、次の通りです。

  • 津山市・・・市域の一部を占める
  • 鏡野町・・・町域の一部を占める
  • 勝央町・・・町域の一部を占める

面積と人口

下表に、本計画区域の面積と人口とを、区域を構成している市町村ごとに整理しました。令和4年における総面積は16,986ha、現在人口は95.6千人です。人口密度は5.63人/haとなります。

本計画区域の面積と人口
区域面積人口
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
津山市の一部13,752ha82.8千人
鏡野町の一部1,398ha6.2千人
勝央町の一部1,836ha6.6千人
合計16,986ha95.6千人

次図は、本計画区域の地積が区域にかかる全3市町の総面積に対して占めている割合を表わしています。関係市町の総面積は980.06㎢(令和3年10月)ですので、そのうちの17.3%に相当しています。

関係市町村の総面積に占める本計画区域の割合

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

用途地域の決定状況

下表に、本計画区域内における用途地域の決定状況を用途地域の種類ごとに示しました。用途地域の総面積は2,293.7haです。これは、区域にかかる全市町の総面積の2.3%にあたります。

全国の都市計画区域内における用途地域の決定状況
項目面積
国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成
「住居系」は第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、第1種中高層住居専用地域、第2種中高層住居専用地域、第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、田園住居地域、「商業系」は近隣商業地域、商業地域、「工業系」は準工業地域、工業地域、工業専用地域の用途地域をそれぞれ小計している。
住居系1,281.5ha
第1種低層住居専用地域280.0ha
第2種低層住居専用地域3.5ha
第1種中高層住居専用地域135.0ha
第2種中高層住居専用地域250.0ha
第1種住居地域562.0ha
第2種住居地域40.0ha
準住居地域11.0ha
田園住居地域-ha
商業系248.0ha
近隣商業地域162.0ha
商業地域86.0ha
工業系764.2ha
準工業地域203.0ha
工業地域353.2ha
工業専用地域208.0ha
合計2,293.7ha

下図にて、国土における土地の利用状況を整理するために、用途地域全体においてそれぞれの用途地域が占めている面積比を示しました。13種類の用途地域とともに、それらを「住居系」「商業系」「工業系」といった土地の使途に注目してグループ化し小計しています。内訳は、住居系が55.9%、商業系が10.8%、工業系が33.3%となっています。

全国における用途地域の面積比

国交省「都市計画現況調査」(令和4年)を元に作成

住居系や商業系、工業系の別は既出の通り。「住居地域」は第1種住居地域、第2種住居地域、準住居地域、田園住居地域、「中高層住居専用地域」は第1種中高層住居専用地域、第2種中高層住居専用地域、「低層住居専用地域」は第1種低層住居専用地域、第2種低層住居専用地域、商業A区域は商業地域、商業B区域は近隣商業地域、「工業A区域」は工業地域、工業専用地域、「工業B区域」は準工業地域の用途地域をそれぞれ小計している。

都市計画区域のデータ

以下に、本計画区域に関するデータを列挙します。データのうち改めて出典の記載のないものは都市計画現況調査(令和4年)によっています。

都市計画区域の全般に関する事項

区域名
津山広域つやまこういき都市計画区域
都道府県
岡山県
区域の範囲
津山市の一部、鏡野町の一部、勝央町の一部
市町村の計
1市2町(計3市町)
面積
16,986ha
現在人口
95.6千人(令和4年住基台帳)
国調人口
96.7千人(令和2年)

用途地域に関する事項

用途地域計
2,293.7ha
第1種低層住居専用地域
280.0ha
第2種低層住居専用地域
3.5ha
第1種中高層住居専用地域
135.0ha
第2種中高層住居専用地域
250.0ha
第1種住居地域
562.0ha
第2種住居地域
40.0ha
準住居地域
11.0ha
田園住居地域
0.0ha
近隣商業地域
162.0ha
商業地域
86.0ha
準工業地域
203.0ha
工業地域
353.2ha
工業専用地域
208.0ha