東広島都市計画区域（広島県）

都市計画区域の概況

東広島都市計画区域（ひがしひろしま─、以下、本計画区域と略す）は広島県にある都市計画区域です。令和4年3月現在で県内に22箇所が指定されているうちのひとつです。

本計画区域の指定がおよんでいる範囲は、県内の市町村のうち東広島市の1市のみです。市の行政区画の一部が本計画区域に含まれています。

なお、本計画区域とともに、東広島市内には安芸津都市計画区域と河内都市計画区域が指定されています。

面積と人口

令和4年における本計画区域の面積は35,229haで、現在人口は168.9千人（令和4年3月）です。人口密度は4.79人/haとなります。

次図は、本計画区域の地積が東広島市の総面積に対して占めている割合を表わしています。市の総面積は635.16㎢（令和3年10月）ですので、そのうちの55.5%に相当しています。

区域区分の状態

本計画区域は区域区分が設定済みの都市計画区域です。下表に、計画区域内に定められている市街化区域および市街化調整区域について、その面積と人口とを区域を構成している市町村ごとに整理しました。

区域区分のうち市街化区域に注目すると、面積は2,979ha、現在人口は105.7千人です。人口密度は35.48人/haになります。

次図は、本計画区域における市街化区域人口が東広島市の総人口に占める割合です。住民基本台帳に基づく市の人口計は18.9万人（令和4年1月）ですので、そのうちの55.9%に相当しています。

用途地域の決定状況

下表に、本計画区域内における用途地域の決定状況を用途地域の種類ごとに示しました。用途地域の総面積は2,979.0haです。これは、東広島市の総面積の4.7%にあたります。

下図にて、国土における土地の利用状況を整理するために、用途地域全体においてそれぞれの用途地域が占めている面積比を示しました。13種類の用途地域とともに、それらを「住居系」「商業系」「工業系」といった土地の使途に注目してグループ化し小計しています。内訳は、住居系が70.7%、商業系が9.0%、工業系が20.3%となっています。

都市計画区域のデータ

以下に、本計画区域に関するデータを列挙します。データのうち改めて出典の記載のないものは都市計画現況調査（令和4年）によっています。

都市計画区域の全般に関する事項

区域名

東広島ひがしひろしま都市計画区域

都道府県

広島県

区域の範囲

東広島市の一部

市町村の計

1市

面積

35,229ha

現在人口

168.9千人（令和4年住基台帳）

国調人口

177.4千人（令和2年）

区域区分に関する事項

市街化区域

面積

2,979ha

現在人口

105.7千人（令和4年住基台帳）

国調人口

111.0千人（令和2年）

市街化調整区域

面積

32,250ha

現在人口

63.3千人（令和4年住基台帳）

国調人口

111.0千人（令和2年）

用途地域に関する事項

用途地域計

2,979.0ha

第1種低層住居専用地域

416.0ha

第2種低層住居専用地域

3.0ha

第1種中高層住居専用地域

973.0ha

第2種中高層住居専用地域

56.0ha

第1種住居地域

540.0ha

第2種住居地域

93.0ha

準住居地域

24.0ha

田園住居地域

0.0ha

近隣商業地域

245.0ha

商業地域

24.0ha

準工業地域

202.0ha

工業地域

198.0ha

工業専用地域

205.0ha