筑後中央広域都市計画区域（福岡県）

都市計画区域の概況

筑後中央広域都市計画区域（ちくごちゅうおうこういき─、以下、本計画区域と略す）は福岡県にある都市計画区域です。令和4年3月現在で内に14箇所が指定されているうちのひとつです。

本計画区域の指定がおよんでいる範囲は、内の市町村のうち6市1町の計7市町にまたがっています。区域を構成している各市町の名称とそれぞれの行政区画における範囲は、次の通りです。

• 久留米市･･･市域の一部を占める
• 柳川市･･･市域の全域を含む
• 八女市･･･市域の一部を占める
• 筑後市･･･市域の全域を含む
• 大川市･･･市域の全域を含む
• みやま市･･･市域の一部を占める
• 広川町･･･町域の全域を含む

なお、上記の市町のうち久留米市内には久留米小郡都市計画区域と田主丸都市計画区域と北野大刀洗都市計画区域、みやま市内には大牟田都市計画区域が指定されています。

面積と人口

下表に、本計画区域の面積と人口とを、区域を構成している市町村ごとに整理しました。令和4年における総面積は32,269ha、現在人口は260.4千人です。人口密度は8.07人/haとなります。

次図は、本計画区域の地積が区域にかかる全7市町の総面積に対して占めている割合を表わしています。関係市町の総面積は1,008.10㎢（令和3年10月）ですので、そのうちの32.0%に相当しています。

用途地域の決定状況

下表に、本計画区域内における用途地域の決定状況を用途地域の種類ごとに示しました。用途地域の総面積は3,295.9haです。これは、区域にかかる全市町の総面積の3.3%にあたります。

下図にて、国土における土地の利用状況を整理するために、用途地域全体においてそれぞれの用途地域が占めている面積比を示しました。13種類の用途地域とともに、それらを「住居系」「商業系」「工業系」といった土地の使途に注目してグループ化し小計しています。内訳は、住居系が59.8%、商業系が11.1%、工業系が29.1%となっています。

都市計画区域のデータ

以下に、本計画区域に関するデータを列挙します。データのうち改めて出典の記載のないものは都市計画現況調査（令和4年）によっています。

都市計画区域の全般に関する事項

区域名

筑後中央広域ちくごちゅうおうこういき都市計画区域

都道府県

福岡県

区域の範囲

久留米市の一部、柳川市の全域、八女市の一部、筑後市の全域、大川市の全域、みやま市の一部、広川町の全域

市町村の計

6市1町（計7市町）

面積

32,269ha

現在人口

260.4千人（令和4年住基台帳）

国調人口

262.0千人（令和2年）

用途地域に関する事項

用途地域計

3,295.9ha

第1種低層住居専用地域

145.0ha

第2種低層住居専用地域

110.1ha

第1種中高層住居専用地域

88.2ha

第2種中高層住居専用地域

27.8ha

第1種住居地域

1,412.5ha

第2種住居地域

124.8ha

準住居地域

63.7ha

田園住居地域

0.0ha

近隣商業地域

105.0ha

商業地域

259.3ha

準工業地域

739.5ha

工業地域

187.0ha

工業専用地域

33.0ha